2度目の流産

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2度目の恐れていた事

少し日にちが経ったので、書こうと思います。

落ち込んだり前向きになったりと感情が交互してましたが、今少し落ち着きました。

 

二度目の悪夢

私は今年の4月に約4年ぶりに赤ちゃんを授かる事が出来てとても嬉しかったのですが、

6週目の時に出血をして自然流産しました。

 

そしてまた嬉しい事に8月にまた念願の赤ちゃんを授かる事が出来ました。

妊活を始めてすぐに赤ちゃんを授かる事が出来て不安もありましたが、

前回より悪阻も酷く心拍も確認出来たので少し安心していました。

 

何となく悪阻があると赤ちゃんがお腹にいてくれていると言う安心感を持ってしまい、

つわりは辛いけど幸せでした。

 

しかし、元々生理不順で排卵日も日数が少しずれていた事もあり、

妊娠健診の度にまだ少し小さいけれど、排卵日がズレている事を考えると

順調という少々安心しきれない言い方だったので

頭の片隅では不安がずーっとありました。

重なる悲しみ

だいたい妊娠6週目から7週目になったそんな時に、

ちょうど生まれた時から結婚するまで一緒に住んでいて、

私の事も私の娘の事もとても可愛がってくれた大好きな祖父が亡くなってしまい、

寂しさと悲しみで落ち込んでいました。

 

そしてまだ周りの親戚には妊娠を伝えていなかったので、

悪阻を我慢して葬儀を乗り越えたりしていました。

 

でも悪阻があるからこの時もまだ安心していました。

 

葬儀が終わり次の日に妊娠健診の予約日だったので、

娘と旦那さんと一緒に健診へ行きました。

 

相変わらずえずきながら(笑)

前回の健診の時に心拍を確認出来たけれど、

少し小さすぎると言われていたので不安な気持ちの中、

名前を呼ばれたので診察室に向かいました。

 

 

(大丈夫。ちゃんと育ってる。大丈夫!)

 

 

ドキドキ中に入ったら…

 

おっ今日は院長先生だ!

なんて呑気に感動しながら嫌いな内診へ…( ˙-˙ )

 

 

内診が始まり、超音波で中を見た時に

モニターを見ていて…

 

 

…ん?

 

 

ってなりました。

 

あれ…

ちょっと待って

心拍なくない?

 

それと同時に先生も

「至急もう1人ドクター呼んで」と言う。

 

看護婦さんが慌ててもう1人先生を呼んできてくれまして、

もう1人の先生も超音波で赤ちゃんを確認しました。

 

「んーマイナスですね。」

 

マイナスって絶対いい事じゃないよね?

だって私が見ても心拍ないよ?

これってやっぱり…

 

って心の中で独り言をずーっと言っていたら

院長先生から

 

 

「つっちーさん、赤ちゃんの心拍が確認出来ませんでした。残念ですがこれは流産です。

大きさから見ると15.6mmなので、だいたい8週目かな。

流産手術をして赤ちゃんを取り除きましょう。」

 

 

多分もう少し優しく話してくれてましたが、

頭が混乱してこう言う事言われたなとしか思い出せなかったです…

前回は5.6mmだったので、結構大きくなっていたのに。

 

先生に流産と言われた時

 

「あー…」っとしか言えなかったです。

 

頭がボーッとしたまま、手術の日程と私が前回の出産が帝王切開だったので、

前日処置をしないと手術出来ない事などを説明してくれましたが…

 

この時は赤ちゃんがまた居なくなるショックと前日処置の話を聞い

怖くなり心ここにあらずで返事をしていました。

 

家族に報告

診察室を出て、待合室で待っている2人の所に行き、

「赤ちゃんどうだった?成長してた?」

と聞いてくれた旦那さんに

「大きくなっていたんだけどね…心拍止まっちゃってたよ。

流産だってだから手術の説明聞くからまだ帰れないからね」

多分淡々と無の感情で話したと思います。

 

少しでもスイッチ入れると涙が出そうだったのであえて淡々としていました。

この時、周りの人が皆お腹大きくて私には皆幸せそうに見えて

周りを見てしまうと泣きそうだったので、

ずーっと床か目の前のテーブル見てました。

 

すぐ向こう側にはキッズスペースで楽しそうに

遊んでる娘が居て、娘を見ていたら

 

(ごめんねー…またお姉ちゃんにしてあげられなかった…)って

持ちでいっぱいになって、また泣きそうになってしまったので

口に力を入れて平然を装いました。

 

こんな日に限って病院にはテレビのカメラマンが来ていて、

出産に向けての喜びをみたいなインタビューしていて…

酷だ…酷な状況だと余計悲しくなりました。

 

前回の流産の時も令和に変わる直前だったので、

テレビのインタビュー取材が病院に来ていて酷だと思ったのに…

なんてタイミングだ。


手術の説明


しばらく待合室で待っていて、看護師さんに呼ばれて採血をしてから

皆で手術の説明を聞きました

 

前日に行うラミセル処置の話と手術当日のお話。

正直この時手術の事より前日のラミセル処置の方が恐怖でした。

看護師さんに聞く前に軽く院長先生からも聞いていましたが、

不安になり先生に

 

「あのー…そのラミセル処置というものは痛いのですか?」

 

「んー…まぁあなたは痛がりだからね…ラミセル処置する1時間前

今日ロキソニン出してあげるからそれを飲んできてね。」

 

「…あっはい…(えっ怖い)」

 

という流れがあったので、看護師さんにも痛いのか聞いたら、

人によって痛さは違うけど我慢できる痛みなので大丈夫ですと…

 

うん。そうだよね。聞いたところで分からないや(笑)

 

そうなんです。

 

私痛がりなので産婦人科の先生からしたら困った患者さんです苦笑

 

看護師さんにも説明を聞き終わり、病院から家に帰るまで理不尽ですが

子供がいなくなってしまう悲しみよりラミセル処置の恐怖心で

頭がいっぱいになり不安でしょうがなかったです苦

 

そして調べてはいけないと分かっていながら、

ラミセル処置について調べたら…

 

タンポンくらいの大きさのスポンジのような棒を子宮にブスッと突き刺して(言い方)

水をふくまして子宮を膨らませる。

 

言葉だけ聞くとやっぱりすごい恐怖…泣

そしてやっぱり痛さも大丈夫な方から痛かったと悶えている方も…

 

だよね。そうだよねー。

 

個人差あるよねー!!?

 

旦那さんにも

心情を告白したら

そっちかーい!って突っ込まれましたが…

赤ちゃん申し訳ない。

ママはラミセル処置が怖いよ。

ごめんよ…って気持ちでした。


不思議体験

帰り道に不思議なことを娘が言いました。

 

お寺の前を車で通る度に

「バイバーイ!」って手を振るので

「誰かいるの?」って聞いたら、

「いるのー手ふってるの」としか言ってくれませんでしたが、

私は勝手に天国にいった祖父が赤ちゃんと一緒にいたのかな?って思いました。

 

家に帰ってからは突然娘がお腹を触りながら

「ママ、赤ちゃんいなくなっちゃったね。

お姉ちゃんと一緒に遊びたい遊びたいって言っていたのにねー。残念だねー。」

 

私達は何も言っていないのに突然こんな事を話してきてビックリしました。

 

時々不思議な事を言うんですよね…

今回は少し重い内容でしたが

ここまで読んでくださりありがとうございます。

次回前日処置の事を書かせて頂きます。

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